アーリマン受肉の準備

トランプ氏の正直なツイッター見ると、軍産複合体の魔の手が完全に世界を覆おうとしているのを再認識できる。そしてそれは、反キリストが受肉する準備の一環であるのだろう。

以下がその”正直な”ツイート。最初はフェイクニュースかと思ったが、ホントだった。


twitter
”日本を訪れ安倍総理と親睦を深めたおかげで、かなりの得をした。偉大な我が国を復活させることができる。巨額の軍需・エネルギー関連事業の受注のおかげでね!!”
・・・○○なのか。虚栄心を克服できない人間は、簡単に操ることができるのだろう。

そう言えば、”友人の友人はアルカイダ~”発言をされた故人がおりましたな。


実兄に”弟よ、信念を持て”とか何とか言われて、ちゃんちゃん、と終わった。もうだれも突っ込まないが、軍産複合体のうごめきを感じる度に思い出す。

(インドネシアのバリ島でテロがあるから行くな、でしたね。・・・金正雲暗殺犯はインドネシア出身だった。・・・アルカイダねえ・・・。日本の政治家は、誰も殺されたくはないだろうから、彼らに過度の期待はできない。だからといって、男人形になっていいわけがない。)


さて、トランプ発言を機に、アーリマンの受肉について考えていきたい。

人智学では、大きく二つの悪魔、現実を忘れすぐに霊界に上昇させようとする悪魔・ルシファーと、霊界を忘れ唯物論に陥れる悪魔・アーリマンが存在するとされている。両者のバランスを取るのがキリストである。

(スターウォーズで、ジェダイをバランスをもたらす者とするのも、神秘学的知識に由来する。どちらか一方に極度にブレると、ダークサイドに堕ちる。)

悪魔は人間に憑くだけでなく、とある霊的時代の節目に、一個人にそのものが”受肉”するらしい。ルシファーそのものは前三千年紀(BC.3000~2001)に中国に受肉し、人類ではじめて”自ら論理的に思考した”人間となった。そして、アーリマンは、西暦三千年紀(AD.2001~3000)に受肉し、反キリストとして活動する予定である。(両者の中間にキリストの受肉があった。)
 【アーリマン(Ahriman)】・・・アフリマン。古代ペルシア宗教において、善なる光の神アフラ・マスダに対抗する闇の力。アンラ・マンユとも呼ばれ、ヘブライ民族においてはメフィストフェレス、聖書ではサタンと呼ばれている。
Fateのアンリ・マユ。こう分かりやすくはない。
・・・アーリマンは人間に世界の精神的土台を隠し、外界を単なる物質と考察させ、精神的なものに対する恐れを引き起こす。
・・・アーリマンの力は外的な印象を通じて作用するが、最も強力に作用するのは、人間が思考を拒んで、ものごとを偶然だと思うときである。アーリマンが恐れて撤退するのは、健全な判断力に対してである。アングロサクソンの経済思想・プラグマティズムはアーリマン的秘儀参入に由来する。
・・・
「黙示録」の獣ソラトはアーリマン的存在、ヴェネチアの総督ダンドロ(1108-1205)はアーリマン的な霊が受肉した人物であり、寄生虫・ 黴菌はアーリマンの産物である。アーリマンは天上のミカエル学院に対抗して地下学院を作り、印刷術を考案し、ニーチェを初めとする著述家に憑依している。アーリマンは3千年紀の初めに西洋に受肉して、秘密の学院を作り、本来なら人間が苦労して達成するはずの透視力を人類に提供する。世界の機械的・数学的把握、経済至上主義、国粋主義、福音書の一面把握が、アーリマンの受肉を準備する。
・・・特に英米では、アーリマン的四大元素存在が 人間の姿をとって出現し、秘密結社・カルト教団に入っている。1850年以来、アーリマンによって、機械の世界が地球の超地質層として形成される危険があり、本当はケルビム、セラフィム、トローネの流出物である地球がアーリマンによって幻影にされている。
未来(第六・第七文化期)は攻殻機動隊のような世界か?

・・・アーリマンは人間に自由を与えるために犠牲になったのであり、将来、人間はありあまる愛によって、その返礼をすることになる。・・・
(抜粋箇所はほんの一部分です。全体はさらに豊富な示唆があります。) 


サタン(アーリマン)は、オカルト一般では牛頭魔人の姿で知られている。
Eliphas Levi
 人智学ではこんな感じ。
a bust of Ahriman
 霊的なイメージであるので、こんな顔で受肉するわけではない。
 最も強力に作用するのは、人間が思考を拒んで、ものごとを偶然だと思うときである。
 アーリマンは霊界の存在を隠すので、カルマが導く運命も、すべて偶然と思わせ、個人の霊的進化を阻む。

(この”偶然”という言葉には注意が必要である。一見、高次の霊能者に見える人物の発言や著作にも、”偶然”という言葉をそのままの意味で使用しているものがある。グルジェフの著作にも、”偶然”で片づけてしまっている事柄がある。霊能者であっても、アーリマン的であったり、ルシファー的であったりし得る。だから、霊能者を尊敬はしても、信奉する、ということはできない。)
アーリマンは3千年紀の初めに西洋に受肉して、秘密の学院を作り、本来なら人間が苦労して達成するはずの透視力を人類に提供する。
シュタイナー学派によると、1998年にアーリマン(ソラト)の器が誕生し、二十一世紀前半中に活動を開始するとみられている。(『天地の未来』序より)40歳頃とすれば、2038年頃に現れる。

ちなみに、ヒトラー予言では2039年が人類二極化に関わる「究極の状態」であるらしい。神人(ゴッド・メンシュ)が反キリストのことだろうか?
ヒトラーもアーリマン受肉を準備したのか・・・?
(ヒトラーが活動を開始したのはシュタイナーの死後であるので、誰もヒトラーの魂の由来について正確なことが分からない。ヒトラーにまつわる逸話に触れると、まさにヒトラーがアーリマンではないかと思えなくもない。 実はもうアーリマンの受肉は終わっていて、既に第六文化期で~す、といのが、一番気が楽ではある。)

また、日本でも有名な某アメリカ人霊能者も、90年代ごろに活動していた反キリストになる予定の器が、”軍事作戦の失敗により死亡した” と著書で主張していた。

おそらく、ペンタゴンの裏、9.11やボストンマラソンテロ事件等を引き起こしたグループの中枢に、神秘学的知識をもった人物、あるいは秘儀参入者がいるのだろう。悪魔に喜んで使役している人物が。

アーリマンが、このグループ内から誕生するとは限らないが、彼らが意図的に受肉を準備している可能性はとても高いだろう。
世界の機械的・数学的把握、経済至上主義国粋主義、福音書の一面把握が、アーリマンの受肉を準備する。
軍産複合体は、経済と戦争を切り離せないものにし、国粋主義を促し、民族間の対立を助長させようとしている。

戦後72年、 三世代は通過しただろうか。日本ではもう戦争の悲惨さを伝える声が小さくなっていく時節、虚栄心を鷲掴みにされたトランプ・安倍コンビの朦朧さと、関東軍の腐朽した思想を受け継いでいるような金正恩の愚かさとが、アーリマンの誕生が近いことを告げている。悪魔の計画通りに進む人間の愚かさに、ほとほと感心する。


また、戦争と災害の関連についても考えておきたい。
数多くの自然災害を目撃すると、「いつ、この自然災害は準備されたのか」という問いを立てることができますし、立てねばなりません。自然災害は戦争の戦慄、戦争の残虐、人類文明の進歩のなかに現れたその他の残虐さのなかで準備されたのです。
二つの世界大戦やこれまでの紛争は、自然災害を準備してきた。(3.11はいつの戦争を受けて起きたことだろうか?)そして、二十一世紀の戦争とされた、テロ戦争や、現代社会のオートマチックな残虐性をみれば、未来の自然災害が破壊的なものになると容易に予測できる。(月の帰着も、つまるところ人間に因るものだろうか?)

ところで、2016年に熊本地震が起きたとき、政府は陸路でつながっているところにオスプレイを2機飛行させ、19時のNHKニュースで(被災状況よりも)ヘリの有用性について長々と報道していた。(ソースはこちら
 
オスプレイと陸路でやってきた救助隊員

当時、TVをみていると、地獄の窯が燃えたぎっているイメージが脳裏に浮かんだ。 

軍産複合体はアーリマンの受肉を準備しているので、まさに、比喩ではなく、文字通り、”悪魔の所業”であった。日本もアーリマンの手中にある。 


地震と戦争のニュースが増える度、刻一刻と反キリスト(Anti-Christ)の受肉が近づいているのを感じる。
そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。 多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。 民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。
スピリチャルを学んでいる人に限って、これだけ警告しているにもかかわらず、ノコノコと反キリストについて行ってしまう旨をシュタイナーは発言していた。

死後の世界と、輪廻転生があることを認識ているはずなのに、透徹した思考と道徳を持つ努力をせず、実は気分でしか霊界をとらえようとしなかった人は、安易にカルマが解消できると信じ、アーリマンの手に、落ちる。


キリスト像作成中のシュタイナー


人間よ、アーリマンを克服せよ。





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